世界最薄※を実現した、パンケーキズームレンズ 「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」は、35mm 判換算で28-84mm 相当の焦点域をカバーする標準3倍ズームレンズです。2011年7 月に発売した「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6IIR」と比べて、長さを半分以下の22.5mmとパンケーキレンズ「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」並みに、重さも93g と、パンケーキズームレンズと呼べる圧倒的な小型軽量化を達成しています。 小型化は、ズーム位置エンコーダーの直線型から回転型への変更、沈胴時のスペースの見直し、絞り機構の位置変更や光学系の見直しなどの、最新技術の積み重ねで実現しました
※沈胴時の長さ。レンズ交換式標準ズームレンズとして
小型な本体に凝縮されたZUIKO QUALITY 「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6IIR」の写りを継承するために、ほぼ同じレンズ構成のまま一層の小型化を達成しています。画質を保ちながら小型化をするために、スーパーHRレンズやEDレンズ、3枚の非球面レンズを効果的に用いて、中心部だけでなく周辺までシャープな画像が得られます。
最大撮影倍率が35mm判換算で0.45倍相当(0.225倍) 「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」は最短撮影距離がワイド側で20cm、テレ側で25cmと「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6IIR」よりも一層近づいた写真が撮れます。そのため最大撮影倍率が35mm判換算で0.45倍相当(0.225倍)と同クラスの標準ズームレンズでは最大です。 また、別売のマクロコンバーターレンズ 「MCON-P02」との組合せでは最大拡大倍率が35mm判換算で0.762倍相当(0.381倍)と、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」のマクロモード(0.36倍)を超える簡易マクロ撮影も可能です
■主な仕様
焦点距離 :14-42 mm(35mm判換算 28-84mm相当) レンズ構成 :7群8枚(スーパーHRレンズ1枚、EDレンズ 1枚、非球面レンズ 3枚) 画角 :W:75° - T:29° 最短撮影距離 :W:0.2m ~ T:0.25m (※ズーム中間域で0.29mの領域あり) 最大撮影倍率 :0.225倍(35mm判換算 0.45倍相当) 最近接撮影範囲 :57.9 x 76.9mm 絞り羽枚数 :7枚(円形絞り) 最大口径比 :F3.5(14mm) - F5.6(42mm) 最小口径比 :F22 フィルターサイズ :Φ37 mm 大きさ 最大径×全長 :Φ60.6 x 22.5 mm 質量 :93 g